8月25日に行われたU-20女子W杯の準決勝で日本がブラジルに2-1で勝利し決勝進出を決めた。
試合のエンタメ度
前半は日本がボールを保持しながらお得意の「テクニカル&コンビネーション」の連係プレーでゴールに迫る場面を表現することができ、ゴールも生まれた。
ただ相手はブラジル。失点後徐々に、ブラジル人特有の一人一人が持って生まれたかのような個人戦術&コンビネーション戦術を発揮しだした上に、なおかつチーム全体としての戦術的な攻守のプレスまで存分に表現するようになり、後半は日本が防戦一方のヒリヒリする展開になる。
日本はなかなかボール保持&連携プレーを表現できないなかで、前線のクリエイティビティ(創造性)によって勝ち越しゴールを生んだ。
エンタメ要素 | スマイル | 合計 |
---|---|---|
アグレッシブ Aggressive | 7 | 24 |
ビューティフル Beautiful | 7 | |
クリエイティブ Creative | 10 |
なでしこ先制
ブラジル同点から、なでしこ勝ち越し
決勝カード(2大会連続でスペインと対戦)
エンタメ度について
味付け風味
Entertaiment(面白い)度
要素
- Aggressive(アグレッシブ)
- Beautiful(ビューティフル)
- Creative(クリエイティブ)
Aggressive(アグレッシブ)
- シュート多く
- 反則少ない
Beautiful(ビューティフル)
個人、グループ、チーム戦術が整っていてスムーズにプレーする。つまり意図した個人、グループ、チームプレーがビューティフル。
Creative(クリエイティブ)
- アッと驚く意外性のあるプレー
フットボールも文化になる、またはなりつつあるとすれば、食文化である「ラーメン、カレー、すし」などの「国民食」のように、多くの視聴者に好まれる「日本的なエンタメ試合」が増えていてもおかしくない。
そして多くの国民が「美味しい」と思う料理が「日本食文化」となるように、多くの視聴者が「面白い(美味しい)」と感じる試合が「日本フットボール文化(試合のエンタメ面における)」になるのかもしれない。
ただし、この採点は個人的好みによるものです。
個人的「Entertaiment(面白さ)」順位表
「試合時間が同時だと仮定してライブで視聴するならどのチームの試合を見たいか?」の基準で順位付け。
または、後から視聴する場合の「見たい順」
結果「個人的好み」に合う「Entertaiment(面白い)度」の高いチームで、見ていて「スマイル
」になる試合をするチームの順番。No | チーム | カテゴリー | 監督 |
---|---|---|---|
1 | 横浜F・マリノス | J1 | ポステコグルー、ケヴィン・マスカット |
2 | 川崎フロンターレ | J1 | 鬼木達 |
3 | サッカー日本女子代表&U-20 | 代表 | 池田太 |
4 | サンフレッチェ広島レジーナ | WE | 中村伸 |
5 | ロアッソ熊本 | J2 | 大木武 |
6 | アルビレックス新潟 | J2 | 松橋力蔵 |
7 | サンフレッチェ広島 | J1 | ミヒャエル・スキッベ |
8 | マンチェスターシティ | プレミア | ペップ・グアルディオラ |
9 | セレッソ大阪 | J1 | 小菊昭雄 |
10 | サガン鳥栖 | J1 | 川井健太 |
11 | 東京23FC | 関東1部 | 小松祐己 |
※課題
視聴できているチームは限られる。
理由は、食事と似ていて満足する試合が多いのでお腹一杯になり、他のチームの試合を見れないので。
逆に考えると、日本人が美味しいと感じる日本食のように、個人的にはJリーグも日本人が面白いと感じて満足する文化(エンターテインメント)になってきているのではないかと思っている。
欧米と日本のフットボールは別競技
欧米と日本のフットボールは別競技という話を聞きますが、欧米と日本の食文化は別物のように日本のフットボールが日本人の好みに合う(試合のエンターテインメント性における)文化になってきている一つの根拠になるかもしれない。
例えば、ドイツの「ソーセージ&ビール」文化と日本の「ラーメン、カレー、すし」文化が別物のようにドイツと日本のフットボールは別競技であった方が文化的だと考えられる。
そこで日本の「ラーメン、カレー、すし」文化にあたる日本のフットボールはどんなフットボールなのか?面白いと感じるチームの試合から探ぐって楽しむことができるのではないかと期待している。