特徴
選手たちで意見を出し合いアイデアをすり合わせる
「すり合わせ・フットボール」
該当チーム
チーム | カテゴリー | 監督 |
---|---|---|
日本代表 | 代表 | 森保一 |
視聴試合
すり合わせ・フットボール、日本代表のエクアドル戦
森保一監督は「戦術が無い(少ない)」のではという批判もなんのその、2000年以降で20試合以上指揮した日本代表監督の中で圧倒的な勝率一位。
監督 | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 勝率 | 任期 |
---|---|---|---|---|---|---|
森保一 | 49 | 35 | 6 | 8 | 71% | 2018- |
オシム | 20 | 13 | 2 | 5 | 65% | 2006-2007 |
ハリルホジッチ | 38 | 21 | 9 | 8 | 55% | 2015-2018 |
ザッケローニ | 55 | 30 | 12 | 13 | 55% | 2010-2014 |
ジーコ | 71 | 38 | 15 | 18 | 54% | 2002-2006 |
岡田武史 | 49 | 26 | 12 | 11 | 53% | 2007-2010 |
トルシエ | 50 | 23 | 15 | 12 | 46% | 1998-2002 |
強いエクアドルとも引き分けた。
「マニュアル・フットボール」と「すり合わせ・フットボール」
「戦術が無い(少ない)」のに勝率一位の不思議。
勝率一位なのは、対戦相手に恵まれたからだろうか?
それとも、森保監督の選手選考&起用が良いのか?
「戦術が無い(少ない)」方が日本人選手は活躍できるのだろうか?
これは面白い現象です。
「戦術が多い」ということは「決まりごとが多い」つまり「マニュアルが充実」
いわゆる「マニュアル・フットボール」
では「戦術が無い(少ない)」場合どうするか?
選手たちで意見を出し合いアイデアをすり合わせる必要がある。
いわゆる「すり合わせ・フットボール」
もし選手間で「すり合わせ」ができる間柄・雰囲気にチームがなっていれば、強いということか?!
逆に「すり合わせ」ができない間柄・雰囲気のチームであれば、壊滅しそうです。
森保監督のフットボールを「すり合わせ・フットボール」だと仮定すると、チームにとって1番大事なのは「すり合わせ」ができる間柄・雰囲気になること。
森保監督が「すり合わせ」ができる間柄・雰囲気のチーム作りに長けていると考えると「戦術が無い(少ない)」のに勝率一位の不思議が解消されそう。
なるほど「すり合わせ・フットボール」だと内容を面白くする方向へ行くのは難しそう。
しかし「すり合わせ」によって可能なグループ芸術もあるはず。
たとえばグループで創作するストリートダンス。
W杯で「ストリートダンス・フットボール」を披露するまで「すり合わせ」ができたら驚愕します。それでも少し期待したい。