12月7日(水)、バスケの天皇杯4次ラウンドが行われた。
横浜ビー・コルセアーズvs三遠ネオフェニックス
河村勇輝選手の3試合連続30点越えのキャリアハイ更新!
試合日 | 得点 | 大会 | 対戦相手 |
---|---|---|---|
12月3日(土) | 32点 | リーグ | 宇都宮ブレックス |
12月4日(日) | 34点 | リーグ | 宇都宮ブレックス |
12月7日(水) | 36点 | 天皇杯 | 三遠ネオフェニックス |
これによって横浜が勝利し、クオーターファイナル初進出を決めた。
河村勇輝選手は、21歳、172cm。
凄すぎて表現に困るが、個人的には牛若丸っぽいイメージが浮かぶ。
前回の記事(Jリーグ百年構想「好きなスポーツを地域で楽しむ」とBリーグの牛若丸河村勇輝)に身長を169cmと書きましたが、改めてチームHPを見ると172cmでした。
ただ対戦相手の三遠のバスケも強いし面白かった。
特に「全員同時ポジションチェンジ&高速パスワーク」
全員が
同時に
ポジションを移動しながら
高速で
パスを回す
これに魅了された。
この三遠のバスケを見て思い浮かんだフットボールが、大木監督の熊本が嗜好している「ぐるポンフットボール」
狭いエリアで数人の選手がぐるぐる回ってボールをポンポン繋ぐフットボール
三遠のバスケも、5人の選手がポジションをぐるぐる回って移動しボールをポンポン繋いで攻撃するパターンを好んで使っているように見えた。
ポジションの位置取りとパスワークは
- バスケを見る面白さの一つでもあるし
- バスケで強くなるための重要な戦術
だと思われる。
「ポジションの位置取りとパスワーク」に関してフットボールで連想するのは
スペインのポジショナルプレー
ポジションの位置取りとパスワークでボールのポゼッションを高め試合を優位にコントロールする
そのスペインはバスケも強く、なんとFIBAランキング1位。
スペインのバスケについては見たことがないので確証はないが
ポジションの位置取りとパスワークの上手さ
が武器になっているとすれば、スペインはバスケもフットボールも似た戦い方をしていることになる。
その観点でスペインのバスケを見てみたい気もする。
地域スポーツをマルチに楽しむ!
Jリーグ百年構想では、「地域に根ざしたスポーツクラブ」で、人それぞれ好きなスポーツを、人それぞれの楽しみ方「する」「見る」「支える」で楽しめる地域社会を目指している。
参考:Jリーグ百年構想
個人的に「見ている」スポーツ
個人的に「見ている」スポーツ
- フットボール
- バスケ
- 卓球
面白さの特色を「他のエンターテインメント」や「選手の気持ちの映り方」に例えて比べると3者3様の違いを楽しめる。
スポーツ | エンタメ | 選手の気持ちの映り方 |
---|---|---|
フットボール | 絵、漫画 | 気持ちをプレーから間接的に読み取る |
バスケット | 音楽、ダンス | 気持ちが流れを作り、流れが得点に反映 |
卓球 | 演劇、ドラマ | 気持ちが得点にダイレクトに反映 |
※力が拮抗している試合で顕著に見られる。
Bリーグ(バスケ)の魅力(個人的な趣向)
- 力が拮抗している場合、試合終了まで勝負が分からないシーソーゲームを繰り広げる
- バスケットのプレーが「音楽&ダンス」的で、さらに応援DJとブースター(ファン)の声援がアリーナをコンサート会場へと変える
- 世界2位のリーグを目指す
Bリーグのチーム一覧
観客動員:ユーロリーグ&スペインリーグとBリーグ
世界1位はNBA(アメリカ)で、2位はユーロリーグ(欧州)のようです。
ユーロリーグ:欧州各国の強豪チームが集まる欧州のトップリーグ
また、FIBAランキング1位はスペイン(2022年11月18日更新)ですが、そのスペインリーグからユーロリーグに参加しているチームの観客数をチェックしてみたい。
2022-23シーズン
ユーロリーグに参加しているスペインリーグのチーム
チーム | 1試合平均観客数 | TW | アリーナ | 収容人数 | |
---|---|---|---|---|---|
ユーロリーグ | スペインリーグ | ||||
バスコニア | 7,178 | 9,557 | Buesa Arena | 15,716 | |
レアルマドリード | 7,116 | 6,586 | WiZink Center | 13,109 | |
バルセロナ | 6,176 | 5,924 | Palau Blaugrana | 7,585 | |
バレンシア・バスケット | 5,978 | 6,949 | La Fonteta | 8,500 |
参考(Wikipedia)
- 2022–23 EuroLeague:Attendances(12月1日時点)
- 2022–23 ACB season:Average attendances(11月20日時点)
琉球ゴールデンキングス
試合日 | 観客数 | 対戦相手 | プロモーション |
---|---|---|---|
10.01 | 8,022 | 宇都宮ブレックス | |
10.02 | 6,510 | ||
10.15 | 6,753 | 新潟アルビレックスBB | レディースデー チケット代最大50%OFF |
10.16 | 4,778 | ||
11.19 | 6,901 | 滋賀レイクス | キッズデー 小中学生ご招待 |
11.20 | 6,807 | ||
11.26 | 6,016 | 島根スサノオマジック | 先着6,000名様 ゴーディーポスタープレゼント |
11.27 | 6,524 | ||
8試合 | 6,539 | 合計52,311 |
夢のアリーナ(新B1基準アリーナ)計画
No | チーム | アリーナ | 収容人数 | 完成 |
---|---|---|---|---|
1 | 琉球ゴールデンキングス | 沖縄アリーナ | ※8,000 | 利用中 |
2 | 佐賀バルーナーズ | SAGAアリーナ | 8,400 | 2023年5月 オープン |
3 | 群馬クレインサンダース | OTA ARENA | 5,000 | 2023年春 |
4 | 千葉ジェッツ | LaLa arena TOKYO-BAY | 10,000 | 2024年春 |
5 | 西宮ストークス | 神戸アリーナ | 10,000 | 2024年夏 |
6 | 長崎ヴェルカ | 長崎アリーナ | 6,000 | 2024年秋 |
7 | 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ | 愛知国際アリーナ | 17,000 | 2025年春 |
8 | アルバルク東京 | TOKYO A-ARENA | 10,000 | 2025年秋 |
9 | 川崎ブレイブサンダース |
ユーロリーグに追いつくには夢のアリーナが必要!
夢のアリーナ基準
- 観客席:5,000席以上
- スイートルーム
- ラウンジ
など
過去のシーズン
ユーロリーグとスペインリーグ
シーズン | ユーロリーグ | スペインリーグ(Liga ACB) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
総観客数 | 試合数 | 1試合平均 観客数 | 総観客数 | 試合数 | 1試合平均 観客数 | |
2008–09 | 1,263,578 | 188 | 6,721 | 2,073,773 | 292 | 7,102 |
2009–10 | 1,182,046 | 186 | 6,355 | 2,135,484 | 326 | 6,551 |
2010–11 | 1,383,449 | 185 | 7,478 | 2,018,072 | 324 | 6,409 |
2011–12 | 1,305,215 | 178 | 7,333 | 2,171,673 | 329 | 6,621 |
2012–13 | 1,867,145 | 253 | 7,366 | 2,077,787 | 328 | 6,335 |
2013–14 | 2,063,600 | 248 | 8,130 | 2,213,116 | 329 | 6,202 |
2014–15 | 2,013,305 | 251 | 8,184 | 2,091,134 | 328 | 6,375 |
2015–16 | 1,832,920 | 250 | 7,332 | 2,082,234 | 328 | 6,387 |
2016–17 | 2,194,238 | 259 | 8,472 | 1,901,826 | 295 | 6,456 |
2017–18 | 2,282,297 | 260 | 8,780 | 2,101,755 | 327 | 6,427 |
2018–19 | 2,153,445 | 260 | 8,282 | 2,026,760 | 325 | 6,236 |
2019–20 | 2,138,504 | 222 | 8,588 | 1,369,822 | 205 | 6,682 |
Bリーグ
シーズン | B1 | B2 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
総観客数 | 試合数 | 1試合平均 観客数 | 総観客数 | 試合数 | 1試合平均 観客数 | |
2016–17 | 1,500,828 | 540 | 2,779 | 646,800 | 540 | 1,198 |
2017–18 | 1,564,121 | 540 | 2,897 | 836,804 | 540 | 1,550 |
2018–19 | 1,662,119 | 540 | 3,078 | 821,993 | 540 | 1,522 |
2019–20 | 1,144,415 | 351 | 3,260 | 569,703 | 405 | 1,407 |
2020–21 | 882,440 | 568 | 1,554 | 340,582 | 456 | 747 |
2021–22 | 1,193,713 | 602 | 1,983 | 279,306 | 359 | 778 |