日本は野に咲く花を愛でる社会?
日本代表の得点力が上がった。
6/15(木) | 6-0 | エルサルバドル |
6/20(火) | 4-1 | ペルー |
9/9(土) | 4-1 | ドイツ |
9/12(火) | 4-2 | トルコ |
10/13(金) | 4-1 | カナダ |
その要因に「選手層の厚さ」と「欧州で選手が活躍」などが挙げられるだろう。
選手層の厚さを実現させている2種類の育成システム
①エリート
若い内に能力を見極め育てる欧州システムを取り入れ、JリーグのU18と高校で選抜(エリート)されてJリーグに進む。
②スターデベロップメント
アメリカは大学で将来のスターを育成(デベロップメント)するシステムに優れているが、そのスターデベロップメント・システムを応用した日本の大学での育成。
欧州のエリート&アメリカのスターデベロップメントを日本風にアジャストし、選手層の厚さを実現。欧州で活躍する選手が飛躍的に増加している。
欧州とアメリカの両方に倣った「エリート&スター」育成システムの両輪が日本の差別化になっているかもしれない。
今後の予想と期待
他国の優れたものを取り入れ自国に合わせてアレンジすることは日本のお家芸と言われますが、第3の育成の道もあるのではないかと期待している。
それは「草の根・雑草ジャパン」
エリート選抜にも大学デベロップメントにも漏れた選手の中で、JFL、地域、都道府県リーグで地域の誇りとなる社会人クラブへ進み、そこで成長してJリーグや海外へと活躍の場を移す選手が増え、現在の大学出身プロ選手のような存在になってほしいし、そのように予想したい。
それにより日本のフットボールは3つの育成システムの混合となり更に厚さを増す。
①欧州に寄せたエリート選抜(JリーグU18&高校からJリーグ)
②アメリカのスター育成に似た大学デベロップメント
③エリート選抜&スター育成から漏れ「地域で育つ草の根・雑草プレーヤー」
「地域で育つ草の根・雑草プレーヤー」からJリーガーや海外で活躍する選手が続々と出現した時、他国に無い独特のフットボールが展開され日本独自のフットボール文化が根付いているのではないかと期待する。
高校エリートと大学スターと雑草プレーヤーの混合
これが日本フットボールを更に強固にする3つの道
欧州はエリートを育てる社会
アメリカは大学でスターを作る社会
日本は野に咲く花を愛でる社会?
…雑草プレーヤーは…日本の象徴?
草の根(grassroots)
言語 | 草の根の |
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スペイン語 | デ バーセ de base |
ポルトガル語 | ジ バージ de base |
イタリア語 | ディ バーゼ di base |
英語 | グラスルーツ grassroots |