4月17日に行われた「NWSL(アメリカ女子サッカーリーグ)チャレンジカップ」のグループステージ第5節でポートランド・ソーンズFCの杉田 妃和(ひな)選手が2得点を決め3-2の勝利に貢献しPlayer of the Matchに選ばれた。
杉田選手初ゴール
2点目
brace:1試合2得点
語源のラテン語は「腕」
bracchium
意味)
腕からイメージして
- 補強するもの、支えるもの
- 補強する、支える
- (手で)しっかりつかむ
また手は2本の対だから
- つがい、1組
さらに2本の手に関連してかサッカーでは
- 1試合2得点
の意味がある
杉田選手は自身の「2得点」を決めた後チームメートを「(手で)しっかりつかむ」ハグをしていますが、
Hina Sugita gets herself a brace.
この「brace」に「2得点」と「(手で)しっかりつかむこと」のダブルの意味が込められているのだろうか?
腕と抱擁
ラテン語「bracchium(腕)」の派生語は「bra」のスペルが入った単語
言語 | 腕 | ハグ・抱擁 | ハグする・抱擁する |
---|---|---|---|
スペイン語 | ブラソ brazo | アブラッソ abrazo | アブラサール abrazar |
ポルトガル語 | ブラース braço | アブラッソ abraço | アブラサール abraçar |
イタリア語 | ブラッチョ braccio | アブラッチョ abbraccio | アッブラッチャーレ abbracciare |
フランス語 | ブラ bras | エトラント étreinte | エトランドル étreindre |
英語 | arm | エンブレイス embrace ハグ hug | エンブレイス embrace ハグ hug |
フランス語
「抱きしめる」には次のような表現もある
セレ ドン レ ブラ serrer dans les bras |
一方で英語「embrace」に似ている言葉
オンブラセ embrasser |
昔は「抱きしめる」という意味だったが現在は「キスをする」