エンタメ度:WEリーグ(22-23)

浦和優勝&最終順位

リーグ終盤の印象

コンビニ・フットボール化

コンビニはポピュラーな必需品と毎週のように開発される新商品で商業界をリードする。

WEリーグはポピュラーな戦術と毎節のように変化する戦い方で試合を彩る。

中でも浦和L・INAC神戸・東京ベレーザはコンビニで言えば、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの3大コンビニに相当。

NewDays・デイリーヤマザキ・ポプラなど専売的・地域的なコンビニが後に続くが3大との差は大きい。

直近の印象では、繋ぎ・仕掛け・デュエルなどの必需品を揃え、毎節のように新しい戦い方に挑戦していて、圧倒的なパフォーマンスを披露しているのが3大コンビニに当たる浦和L・INAC神戸・東京ベレーザ。

【皇后杯】浦和レッズレディース、漫画・コンビニ・フットボール 12月18日に行われた皇后杯4回戦の 三菱重工浦和レッズレディース vs AC長野パルセイロ・レディース ネット配信が...

リーグ後半の印象


試合日
対戦カード印象
第12節
3月26日
大宮V
vs
N相模原
ベテラン&風の「Vフットボール」大宮V
第12節
3月26日
マイ仙台
vs
東京NB
「まとまった?」仙台と「抹茶フットボールに進化し始めた?」東京Vベレーザ
第7節
3月21日
S広島R
vs
新潟L
端っこ&隅っこフットボール【アルビレックス新潟レディース】
第11節
3月19日
東京NB
vs
INAC神戸
「バラエティ・フットボール」を可能にする「柔軟」なマインド
第9節
3月5日
新潟L
vs
浦和L
アーティストの道を歩む浦和レッズレディースと狭い道を駆け上がる新潟レディース
第9節
3月5日
EL埼玉
vs
東京NB
東京Vベレーザの作戦勝ち「癒し」より「仕掛け」

リーグ前半の印象

順位チーム勝点試合フットボールの印象
1INAC神戸197全員ディフェンダー全員アタッカーのスペース大作戦
2浦和L187パフェ・オーケストラ・フットボール
3マイ仙台148プレーの自由度が高そう、チームのまとまりがカギか?!
4東京NB137緑茶ヒーリングBGMフットボール
5N相模原107「狭いエリアで数人の選手がポンポン繋ぐ(ぐるポンフットボール)」にトライ。個人の色が出始める。
6大宮V107「横に広く展開」にチャレンジ
7EL埼玉97守備「鏡ディフェンス」の構築優先。攻撃の色は模索中。
8S広島R87バランス良いフットボール
9千葉L57縦に速い新幹線アタックから山手線・中央線(総武線)ポゼッションへ修正を模索中、鉄道フットボール
10AC長野47鏡フットボールを習得しつつある?!
11新潟L17守備の構築優先。攻撃の色は模索中。
対戦カード

試合日
対戦カード印象
皇后杯
決勝
1月28日
INAC神戸
vs
東京NB
「自らの土俵」で東京Vベレーザ優勝と「身の丈スタジアム」の必要性
皇后杯
準々決勝
1月15日
浦和L
vs
INAC神戸
レパートリーが足りなかった浦和レッズレディース・オーケストラ
皇后杯
準々決勝
1月15日
東京NB
vs
S広島R
「リラックス vs バランス」の戦い第2章、スプライト・ストライカーと緑茶カテキン・ストライカー
第8節
1月7日
S広島R
vs
AC長野
AC長野パルセイロ・レディース、漫画みたいな驚きの吸収力
第7節
12月25日
EL埼玉
vs
N相模原
ぐるポンフットボール(N相模原) vs 鏡フットボール(エルフェン埼玉)
第7節
12月24日
大宮V
vs
東京NB
メロンソーダ・フットボールの東京Vベレーザと風が足りない大宮VENTUS
皇后杯
4回戦
12月18日
浦和L
vs
AC長野
浦和レッズレディース、漫画・コンビニ・フットボール
第6節
12月11日
浦和L
vs
INAC神戸
INAC神戸、全員ディフェンダー全員アタッカーのスペース大作戦
第6節
12月10日
AC長野
vs
N相模原
AC長野パルセイロ・レディース、ちょっと鏡フットボール
第6節
12月10日
EL埼玉
vs
S広島R
エルフェン埼玉、鏡ディフェンス
第6節
12月10日
マイ仙台
vs
千葉L
ジェフ千葉L、「新幹線アタック」から「山手線・中央線(総武線)ポゼッション」へ
第5節
12月3日
N相模原
vs
マイ仙台
ワクワクを追及するN相模原vsまとまりを求めるマイナビ仙台
第5節
12月3日
大宮V
vs
浦和L
浦和レッズレディース、AIのあるマルチタレント・フットボール
第5節
12月4日
東京NB
vs
S広島R
抹茶味が待たれる東京Vベレーザとバランスの取れたS広島レジーナ
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WEリーグカップ


試合日
対戦カード印象
決勝
10/1
浦和L
vs
東京NB
浦和レッズレディースがパフェ・フットボールでWEリーグカップ優勝
GroupA
9/25
EL埼玉
vs
浦和L
浦和レッズ・レディースの「オーケストラ・フットボール」
GroupB
9/17
東京NB
vs
N相模原
東京Vベレーザの「緑茶フットボール」
GroupB
9/10
東京NB
vs
INAC神戸
東京Vベレーザの「ボサノヴァ・ヒーリングBGM・フットボール」
GroupB
9/4
S広島R
vs
東京NB
広島レジーナの「良いフットボール」

WEリーグの特色

日本人が好みそうな「柔らかいトラップ、丁寧なパス、繊細なドリブル」をする選手が多い(というかほぼ全員のように感じる)ので、狭い局面でのパス&ムーブのリズムが日本人の趣向に合うのではないか。

どのチームも急激に守備能力が上がり圧倒的な力の差を感じなくなった。

キック力が弱いことのプラス面も大きい。それはピッチ外にボールが出ることが少なく試合の流れが切れないことに繋がっている。試合が途切れないのはエンタメとして大きなアドバンテージ。

WEリーグ

個人的なフットボールの見方

フットボールを即興的な芸術作品として印象的に見る

フットボール印象派

例えると絵などの芸術作品は作品が醸し出す雰囲気を楽しみ、漫画などは絵やストーリーの展開を雰囲気で楽しむ感じ。芸術作品の雰囲気を独自の感性で楽しむ印象派

参考にフットボールを作品や芸術として捉えている人たちの言葉を挙げてみる。

作品

Jリーグ野々村チェアマンはフットボールの試合を「作品」と表現

「サッカーは『作品』。質の高いプレー、スタジアムの空気、サポーターの熱量が一体となった、魅力的な作品をたくさんつくることが、僕の挑戦」

https://twitter.com/nikkeistyle/status/1598838646240645125?s=20&t=bYbLPuNqmUv2rEi31eDt9Q

芸術・アート

長谷部選手は「全く同じシーンがない芸術・アート」と表現

質問)周りの選手を生かす面白さってどこにありますか

サッカーの醍醐味って一人じゃなくて

周りの選手の兼ね合いというか

動きとか生かす生かされるの中で

そこになんか変な話

芸術じゃないですけどアートじゃないんですけど

なんかそういうのがすごく含まれてる気がして

全く同じシーンがないんですよね

35年ぐらいサッカーやってるんですけど

1回も同じシーンがないのがまた面白いですね