基礎文法

語順

Contents
  1. 基本

基本

スペイン語主語‐動詞‐目的語
ポルトガル語主語‐動詞‐目的語
イタリア語主語‐動詞‐目的語
フランス語主語‐動詞‐目的語
英語主語‐動詞‐目的語
オランダ語話題‐動詞‐その他‐(動詞)
ドイツ語話題‐動詞‐その他‐(動詞)
スペイン語とイタリア語

主語が人称代名詞の場合には省略されることが多い。

ドイツ語とオランダ語

動詞はリベロ

後方とトップ下を行き来する

1)基本

フットボールのポジショニングに置き換えてみると、「動詞」は本来バックの位置にいるが、頻繁にトップ下に上がる。

ポジション語順コメント
トップテーマ・主題フレーズもOK
トップ下動詞←バックから上がった
(トップが主語以外)(主語)
中盤・バック目的語など
リベロ:自由な人動詞の本来の位置↑トップ下へ移動

つまり「動詞」はトップ下とバックを自由に行き来する「リベロ(自由な人)」だと考えると面白い。

2)分離動詞(前つづり+基礎動詞)の場合

しかし「分離動詞」の場合は、「基礎動詞」だけトップ下に上がって「前つづり」は一番後ろに残る。

ポジション語順コメント
トップテーマ・主題フレーズもOK
トップ下基礎動詞←バックから上がった
(トップが主語以外)(主語)
中盤・バック目的語など
リベロ:自由な人(分離動詞)本来の位置、前つづりは残る↑基礎動詞がトップ下へ移動
3)「動詞+助動詞」の場合のリベロ役は「助動詞

「参加(mitwirken)してもよい(dürfen)」の場合、助動詞の「してもよい(dürfen)」がリベロでトップ下に上がる。

ポジションSVOコメント
トップテーマ・主題フレーズもOK
トップ下助動詞←バックから上がった
(トップが主語以外)(主語)
中盤・後ろ目的語など
バック動詞
リベロ:自由な人助動詞)本来の位置↑トップ下へ移動

オランダ語の場合

リベロ役は「助動詞」 であることはドイツ語と同じ。

「動詞+助動詞」の並びが逆で 「助動詞+動詞」になる。

4)現在完了形「過去分詞+haben」の場合のリベロ役は「haben
ポジションSVOコメント
トップテーマ・主題フレーズもOK
トップ下haben←バックから上がった
(トップが主語以外)(主語)
中盤・後ろ目的語など
バック動詞:過去分詞
リベロ:自由な人haben)本来の位置↑トップ下へ移動