特徴
狭いスペース(四角い千代紙)に
正確にボールを繋いで(折り目正しく折り目を付けて)つくる
良い形(良い作品=折り紙)
視聴試合
川崎にとって9月10日,14日,17日の3連戦の最終日(対柏)、伝統職人集団系(仮)チームであってもさすがに先発メンバーを入れ替えた。
それでも川崎の流儀を体得している職人がほとんど。
つい最近流儀を体得したと思える佐々木旭選手が山根選手の代わりに右サイドバックに入り、好調を維持していた。
チャナティップ選手は、止めて蹴るの基礎は問題ないし、違いを出せるドリブル・パスの能力は持っているが、なかなか川崎の流儀にはまってこない印象があった。しかしこの試合では流儀を体得しつつあるような働きをしていた。
前半は、伝統職人集団が「良い形」をかなり作り出し試合をリードした。
実況でも耳にする
「良い形をつくりました」
「良い形ですね」
の「良い形」の「形」とは何なのか?
「形」を別の表現にしたらどうなるのか?
気になって思いついたのが
「良い形」→「良い作品」
その「作品」を日本風アートに絞って
「作品」→「折り紙」
になった。
つまり「折り紙フットボール」
狭いスペース(四角い千代紙)に
正確にボールを繋いで(折り目正しく折り目を付けて)つくる
良い形(良い作品=折り紙)
この試合で川崎が作る「良い形」とは職人集団が作る「折り紙」
海外でも「ORIGAMI」という呼び名が広く使われているように「折り紙」は日本文化の誇り。代表の新ユニフォームのコンセプトも「ORIGAMI」のようです。
「折り紙」の基本は「山折り谷折り」
「日本代表」の軌跡は「山あり谷あり」
「折り紙」は「山折り谷折り」で祈りと歓喜のアート作品を作る
「日本代表」は「山あり谷あり」で熱狂と歓喜のアート試合を作る
現在の日本代表が試合中にプレーで「折り紙フットボール」を作り出しているかと言われると、予選が始まった頃の数試合ではほとんど見ることができなかった。
エンタメ的にも面白くなかったので、その後は先日のブラジルとの親善試合を除いて見ていない。
ただ「折り紙」は日本人が馴染んでいる文化だから自然と折れる可能性もあるかもしれない。W杯というお祭りの舞台で是非「折り紙フットボール」を折れることを期待したい。
この「折り紙フットボール」はこれまで考えてきた「狭いエリアで数人の選手がぐるぐる回ってボールをポンポン繋ぐフットボール」にも当てはまる。
先日行われたU20女子W杯では女子日本代表が「折り紙フットボール」を展開していたし、J2の熊本や関東リーグの東京23FCなども「折り紙フットボール」を嗜好している。
「折り紙」が日本の誇り
であるように
「折り紙フットボール」が日本フットボールの誇り
になるのか楽しみです。