New川崎の始まりなのか?
ポジションの移動がかつて見たことのないほど自由?
もちろん家長選手はこれまでも自由だったが、山根選手も過去最高?に自由だったように思えた。
前回の試合(鹿島戦)で川崎のエンタメ性について
山根選手と家長選手の創造性と、花開きつつあるマルシーニョ選手アグレッシブさが、現在の川崎の試合におけるエンタメ性の中心になっているように思います。
と書きましたが、かつてないほど山根選手と家長選手が「自由」に「創造性」を発揮してスペクタクルなショーを演出し、二人が「自由」に動いたことで、他の選手も自動的に「自由」にポジションを変更していたのが印象的だった。
これはNew川崎の始まりなのか?たまたま今回だけなのか?とても気になった。
というのも、個人的に期待している試合のエンタメ面における日本的なフットボール文化の一つ、「総合職」フットボールに繋がっていく可能性を感じたから。
総合職フットボール
欧米と日本の仕事文化を比較したときに、どちらかと言えば
- 欧米の仕事文化は「専門職」に強い
- 日本の仕事文化は「総合職」に強い
イメージがあって、日本人は「総合職=総合ポジション」に強いフットボールが肌に合うかもしれないと考えています。総合(全部又は複数)のポジションをそつなくこなすので、試合中に「自由」にポジションを移動できる。これによって相手を惑わせることが可能になると考えられます。
話を試合に戻すと、「自由」なポジション移動により相手をかく乱しながら、知念選手がアグレッシブにシュートを打ちまくる積極性が、かつての川崎の「勢い」を取り戻すエンジンになったように映った。
アグレッシブなマルシーニョ選手は好調を維持しているし、後は若い選手のブレークが期待される。
途中出場の宮城天選手のチャレンジが良かった。
橘田選手が攻撃面での得意技を身に着ければ最高の「総合職」の仕事人になると思うのですが、求め過ぎだろうか?
「自由」が「積極性」を生み、「チャレンジ」がブレークする「自信」を生む。
そんなNew川崎(期待)のエンターテインメントを満喫した試合でした。
エンタメ要素 | スマイル | 合計 |
---|---|---|
アグレッシブ Aggressive | 9 | 27 |
ビューティフル Beautiful | 9 | |
クリエイティブ Creative | 9 |
視聴履歴
【エンタメ度】川崎2-1鹿島(J1・第27節・8月27日)
エンタメ度について
味付け風味
Entertaiment(面白い)度
要素
- Aggressive(アグレッシブ)
- Beautiful(ビューティフル)
- Creative(クリエイティブ)
Aggressive(アグレッシブ)
- シュート多く
- 反則少ない
Beautiful(ビューティフル)
個人、グループ、チーム戦術が整っていてスムーズにプレーする。つまり意図した個人、グループ、チームプレーがビューティフル。
Creative(クリエイティブ)
- アッと驚く意外性のあるプレー
フットボールも文化になる、またはなりつつあるとすれば、食文化である「ラーメン、カレー、すし」などの「国民食」のように、多くの視聴者に好まれる「日本的なエンタメ試合」が増えていてもおかしくない。
そして多くの国民が「美味しい」と思う料理が「日本食文化」となるように、多くの視聴者が「面白い(美味しい)」と感じる試合が「日本フットボール文化(試合のエンタメ面における)」になるのかもしれない。
ただし、この採点は個人的好みによるものです。
個人的「Entertaiment(面白さ)」順位表
「試合時間が同時だと仮定してライブで視聴するならどのチームの試合を見たいか?」の基準で順位付け。
または、後から視聴する場合の「見たい順」
結果「個人的好み」に合う「Entertaiment(面白い)度」の高いチームで、見ていて「スマイル
」になる試合をするチームの順番。No | チーム | カテゴリー | 監督 |
---|---|---|---|
1 | 横浜F・マリノス | J1 | ポステコグルー ケヴィン・マスカット |
2 | 川崎フロンターレ | J1 | 鬼木達 |
3 | 日本女子代表&U-20 | 代表 | 池田太 |
4 | サンフレッチェ広島レジーナ | WE | 中村伸 |
5 | ロアッソ熊本 | J2 | 大木武 |
6 | アルビレックス新潟 | J2 | 松橋力蔵 |
7 | サンフレッチェ広島 | J1 | ミヒャエル・スキッベ |
8 | マンチェスターシティ | プレミア | ペップ・グアルディオラ |
9 | セレッソ大阪 | J1 | 小菊昭雄 |
10 | サガン鳥栖 | J1 | 川井健太 |
11 | 東京23FC | 関東1部 | 小松祐己 |
※課題
視聴できているチームは限られる。
理由は、食事と似ていて満足する試合が多いのでお腹一杯になり、他のチームの試合を見れないので。
逆に考えると、日本人が美味しいと感じる日本食のように、個人的にはJリーグも日本人が面白いと感じて満足する文化(エンターテインメント)になってきているのではないかと思っている。
※欧州と日本のフットボールは別競技
欧州と日本のフットボールは別競技という話を聞きますが、欧州と日本の食文化は別物のように日本のフットボールが日本人の好みに合う(試合のエンターテインメント性における)文化になってきている一つの根拠になるかもしれない。
例えば、ドイツの「ソーセージ&ビール」文化と日本の「ラーメン、カレー、すし」文化が別物のようにドイツと日本のフットボールは別競技であった方が文化的だと考えられる。
そこで日本の「ラーメン、カレー、すし」文化にあたる日本のフットボールはどんなフットボールなのか?面白いと感じるチームの試合から探ぐって楽しむことができるのではないかと期待している。
狭いエリアで数人の選手がぐるぐる回ってボールをポンポン繋ぐフットボール
チーム例
チーム | カテゴリー | 監督 |
---|---|---|
日本女子代表&U-20 | 代表 | 池田太 |
ロアッソ熊本 | J2 | 大木武 |
東京23FC | 関東1部 | 小松祐己 |
狭いエリアで数人の選手がぐるぐる回ってボールをポンポン繋ぐフットボールは、魅力的に映り、日本人の感性にも合って「試合のエンターテインメント性における文化」になる可能性もあるのではないかと期待している。
日本と欧州の都市構造という文化面を比較して考えると、日本の都市部は狭いエリアに雑多な建物が混在していて、欧州は左右対称(シンメトリー)な区画に統一感のある建物で構成されているイメージ。
日本
都市構造 | 狭いエリアで雑多な建物 |
フットボール | 狭いエリアで数人がパスを繋ぐ |
欧州
都市構造 | 左右対称(シンメトリー)な区画に統一感のある建物 |
フットボール | 左右対称(シンメトリー)な配置で統一感のある距離間 |
参考(単語)
労働
言語 | レイバー系 | とらばーゆ系 | ワーク&アルバイト系 |
---|---|---|---|
スペイン語 | ラボール labor 耕作、労働 | トラバホ trabajo | |
ポルトガル語 | ラボール labor 辛い仕事 | トラバーリュ trabalho | |
イタリア語 | ラヴォーロ lavoro 仕事 | ||
フランス語 | ラブー labour 耕作 | トラバーユ travail | |
英語 | レイヴァー labor/labour 骨折り、労働 | ワーク work | |
オランダ語 | ヴェルク werk | ||
ドイツ語 | アルバイト Arbeit |
仕事
言語 | 働く | 仕事 |
---|---|---|
スペイン語 | トラバハール trabajar | トラバホ trabajo |
ポルトガル語 | トラヴァリャール trabalhar | トラヴァーリュ trabalho |
イタリア語 | ラヴォラーレ lavorare | ラヴォーロ lavoro |
フランス語 | トラヴァイエ travailler | トラヴァイユ travail |
英語 | ワーク work | ワーク work |
オランダ語 | ヴェルケン werken | ヴェルク werk |
ドイツ語 | アルバイテン arbeiten | アルバイト Arbeit |
「とらばーゆ」系
言語 | 働く | 仕事 |
---|---|---|
スペイン語 | トラバハール trabajar | トラバホ trabajo |
ポルトガル語 | トラヴァリャール trabalhar | トラヴァーリュ trabalho |
フランス語 | トラヴァイエ travailler | トラヴァイユ travail |
求人雑誌「とらばーゆ」はフランス語の「仕事」を意味する「travail」から取っている。
「辛い仕事・骨折り仕事」系「lab-/lav-」
「lab-/lav-」の「仕事」は
土地を耕すような
苦労して働くイメージ
スペイン語 | ラボラール laborar 耕作する、働く | ラボール labor 耕作、労働 |
ポルトガル語 | ラボラール laborar 耕作する、働く | |
イタリア語 | ラヴォラーレ lavorare 耕作する、働く | ラヴォーロ lavoro 仕事 |
フランス語 | ラブレ labourer 耕す | ラブー labour 耕作 |
英語 | レイヴァー labor/labour 骨折って働く | レイヴァー labor/labour 骨折り、労働 |
「ワーク」と「アルバイト」系
英語 | ワーク work 働く | ワーク work 仕事 |
オランダ語 | ヴェルケン werken 働く | ヴェルク werk 仕事 |
ドイツ語 | ヴェルケルン werkeln 手仕事をする | ヴェルク Werk 仕事、行為、作品 |
ヴィルケン wirken 作用する、働く | ||
アルバイテン arbeiten 働く | アルバイト Arbeit 仕事 |