試合エンタメ度

【エンタメ度】川崎4-0鳥栖(J1・第20節・8月31日)

 New川崎の始まりなのか?

 ポジションの移動がかつて見たことのないほど自由?

 もちろん家長選手はこれまでも自由だったが、山根選手も過去最高?に自由だったように思えた。

 前回の試合(鹿島戦)で川崎のエンタメ性について

山根選手と家長選手の創造性と、花開きつつあるマルシーニョ選手アグレッシブさが、現在の川崎の試合におけるエンタメ性の中心になっているように思います。

【エンタメ度】川崎2-1鹿島(J1・第27節・8月27日)

と書きましたが、かつてないほど山根選手と家長選手が「自由」に「創造性」を発揮してスペクタクルなショーを演出し、二人が「自由」に動いたことで、他の選手も自動的に「自由」にポジションを変更していたのが印象的だった。

 これはNew川崎の始まりなのか?たまたま今回だけなのか?とても気になった。

 というのも、個人的に期待している試合のエンタメ面における日本的なフットボール文化の一つ、「総合職」フットボールに繋がっていく可能性を感じたから。

総合職フットボール

欧米と日本の仕事文化を比較したときに、どちらかと言えば

  • 欧米の仕事文化は「専門職」に強い
  • 日本の仕事文化は「総合職」に強い

イメージがあって、日本人は「総合職=総合ポジション」に強いフットボールが肌に合うかもしれないと考えています。総合(全部又は複数)のポジションをそつなくこなすので、試合中に「自由」にポジションを移動できる。これによって相手を惑わせることが可能になると考えられます。

 話を試合に戻すと、「自由」なポジション移動により相手をかく乱しながら、知念選手がアグレッシブにシュートを打ちまくる積極性が、かつての川崎の「勢い」を取り戻すエンジンになったように映った。

 アグレッシブなマルシーニョ選手は好調を維持しているし、後は若い選手のブレークが期待される。

 途中出場の宮城天選手のチャレンジが良かった。

 橘田選手が攻撃面での得意技を身に着ければ最高の「総合職」の仕事人になると思うのですが、求め過ぎだろうか?

「自由」が「積極性」を生み、「チャレンジ」がブレークする「自信」を生む。

そんなNew川崎(期待)のエンターテインメントを満喫した試合でした。

エンタメ要素スマイル合計
アグレッシブ
Aggressive
927
ビューティフル
Beautiful
9
クリエイティブ
Creative
9

視聴履歴

【エンタメ度】川崎2-1鹿島(J1・第27節・8月27日)

【エンタメ度】川崎2-1鹿島(J1・第27節・8月27日) 8月27日に行われたJ1リーグの川崎対鹿島戦は、 鹿島が内容で勝りながら負け 川崎が内容で劣りながら勝つ という...

エンタメ度について

味付け風味

Entertaiment(面白い)度

要素

  • Aggressive(アグレッシブ)
  • Beautiful(ビューティフル)
  • Creative(クリエイティブ)
Aggressive(アグレッシブ)
  • シュート多く
  • 反則少ない
Beautiful(ビューティフル)

個人、グループ、チーム戦術が整っていてスムーズにプレーする。つまり意図した個人、グループ、チームプレーがビューティフル。

Creative(クリエイティブ)
  • アッと驚く意外性のあるプレー

 フットボールも文化になる、またはなりつつあるとすれば、食文化である「ラーメン、カレー、すし」などの「国民食」のように、多くの視聴者に好まれる「日本的なエンタメ試合」が増えていてもおかしくない。

 そして多くの国民が「美味しい」と思う料理が「日本食文化」となるように、多くの視聴者が「面白い(美味しい)」と感じる試合が「日本フットボール文化試合のエンタメ面における)」になるのかもしれない。

 ただし、この採点は個人的好みによるものです。

個人的「Entertaiment(面白さ)」順位表

試合時間が同時だと仮定してライブで視聴するならどのチームの試合を見たいか?」の基準で順位付け。

または、後から視聴する場合の「見たい順」

結果「個人的好み」に合う「Entertaiment(面白い)度」の高いチームで、見ていて「スマイル」になる試合をするチームの順番。

Noチームカテゴリー監督
1横浜F・マリノスJ1ポステコグルー
ケヴィン・マスカット
2川崎フロンターレJ1鬼木達
3日本女子代表&U-20代表池田太
4サンフレッチェ広島レジーナWE中村伸
5ロアッソ熊本J2大木武
6アルビレックス新潟J2松橋力蔵
7サンフレッチェ広島J1ミヒャエル・スキッベ
8マンチェスターシティプレミアペップ・グアルディオラ
9セレッソ大阪J1小菊昭雄
10サガン鳥栖J1川井健太
11東京23FC関東1部小松祐己

※課題

 視聴できているチームは限られる。

 理由は、食事と似ていて満足する試合が多いのでお腹一杯になり、他のチームの試合を見れないので。

 逆に考えると、日本人が美味しいと感じる日本食のように、個人的にはJリーグも日本人が面白いと感じて満足する文化(エンターテインメント)になってきているのではないかと思っている。

※欧州と日本のフットボールは別競技

 欧州と日本のフットボールは別競技という話を聞きますが、欧州と日本の食文化は別物のように日本のフットボールが日本人の好みに合う(試合のエンターテインメント性における)文化になってきている一つの根拠になるかもしれない。

 例えば、ドイツの「ソーセージ&ビール」文化と日本の「ラーメン、カレー、すし」文化が別物のようにドイツと日本のフットボールは別競技であった方が文化的だと考えられる。

 そこで日本の「ラーメン、カレー、すし」文化にあたる日本のフットボールはどんなフットボールなのか?面白いと感じるチームの試合から探ぐって楽しむことができるのではないかと期待している。

狭いエリアで数人の選手がぐるぐる回ってボールをポンポン繋ぐフットボール

チーム例

チームカテゴリー監督
日本女子代表&U-20代表池田太
ロアッソ熊本J2大木武
東京23FC関東1部小松祐己

 狭いエリアで数人の選手がぐるぐる回ってボールをポンポン繋ぐフットボールは、魅力的に映り、日本人の感性にも合って「試合のエンターテインメント性における文化」になる可能性もあるのではないかと期待している。

 日本と欧州の都市構造という文化面を比較して考えると、日本の都市部は狭いエリアに雑多な建物が混在していて、欧州は左右対称(シンメトリー)な区画に統一感のある建物で構成されているイメージ。

日本

都市構造狭いエリアで雑多な建物
フットボール狭いエリアで数人がパスを繋ぐ

欧州

都市構造左右対称(シンメトリー)な区画に統一感のある建物
フットボール左右対称(シンメトリー)な配置で統一感のある距離間

参考)【エンタメ度】熊本1-0東京V(J2・第33節・8月28日)

参考(単語)

労働

言語レイバー系とらばーゆ系ワーク&アルバイト系
スペイン語ラボール
labor
耕作、労働
トラバホ
trabajo
ポルトガル語ラボール
labor
辛い仕事
トラバーリュ
trabalho
イタリア語ラヴォーロ
lavoro
仕事
フランス語ラブー
labour
耕作
トラバーユ
travail
英語レイヴァー
labor/labour
骨折り、労働
ワーク
work
オランダ語ヴェルク
werk
ドイツ語アルバイト
Arbeit
仕事
言語働く仕事
スペイン語トラバハール
trabajar
トラバホ
trabajo
ポルトガル語トラヴァリャール
trabalhar
トラヴァーリュ
trabalho
イタリア語ラヴォラーレ
lavorare
ラヴォーロ
lavoro
フランス語トラヴァイエ
travailler
トラヴァイユ
travail
英語ワーク
work
ワーク
work
オランダ語ヴェルケン
werken
ヴェルク
werk
ドイツ語アルバイテン
arbeiten
アルバイト
Arbeit
「とらばーゆ」系
言語働く仕事
スペイン語トラバハール
trabajar
トラバホ
trabajo
ポルトガル語トラヴァリャール
trabalhar
トラヴァーリュ
trabalho
フランス語トラヴァイエ
travailler
トラヴァイユ
travail

求人雑誌「とらばーゆ」はフランス語の「仕事」を意味する「travail」から取っている。

「辛い仕事・骨折り仕事」系「lab-/lav-」

「lab-/lav-」の「仕事」は

土地を耕すような

苦労して働くイメージ

スペイン語ラボラール
laborar
耕作する、働く
ラボール
labor
耕作、労働
ポルトガル語ラボラール
laborar
耕作する、働く
イタリア語ラヴォラーレ
lavorare
耕作する、働く
ラヴォーロ
lavoro
仕事
フランス語ラブレ
labourer
耕す
ラブー
labour
耕作
英語レイヴァー
labor/labour
骨折って働く
レイヴァー
labor/labour
骨折り、労働
「ワーク」と「アルバイト」系
英語ワーク
work
働く
ワーク
work
仕事
オランダ語ヴェルケン
werken
働く
ヴェルク
werk
仕事
ドイツ語ヴェルケルン
werkeln
手仕事をする
ヴェルク
Werk
仕事、行為、作品
ヴィルケン
wirken
作用する、働く
アルバイテン
arbeiten
働く
アルバイト
Arbeit
仕事
L 労働と読書(英語・蘭語・独語とロマンス語) 同盟(リーグ)での労働の後、月と焚き木の明かりのもとで伝説の本を読んで自由を感じる生活に関する「L」から始まるロマンス語(スペイン語・...