ヒーリングBGMフットボール
東京VベレーザもINAC神戸も選手たちは一様に上手い!
パス、ドリブルが兎に角上手い。
さらに、みんな一様にリズムとテンポが似ている。
音楽なら、リズムとテンポが同じ高質な音色。
結果、試合全編に心地よいリズムとテンポを感じた。
まるで
ヒーリングBGM(バックグラウンドミュージック)
東京V(ベレーザ)と言えばブラジル風
ブラジルと言えばボサノヴァ
さらにジャンルを絞れば
ボサノヴァ・ヒーリングBGM(バックグラウンドミュージック)
サンバじゃない。
これは朗報。
なぜなら、代表チームのことを考えるとサンバ・フットボールではとてもブラジルに勝てないから。
サンバが源流のボサノヴァは、ブラジルでは1950年代から60年代ごろに流行し現在は懐メロ的な扱いで、日本は今でもボサノヴァ・ファンが多いらしい。
つまりボサノヴァ・フットボールならブラジルとも良い勝負ができる可能性がありそう。
ヒーリングBGMフットボールは、心地よい音色でリラックスさせてくれる稀有なフットボール。世界でも稀有な日本の女子独自のフットボールかもしれない。
繊細で丁寧で正確にボールを扱うという日本の女子選手の特徴がヒーリングBGMフットボールを可能にすると考えられる。
個人的にはWEリーグの試合がBGMのごとくBGV(バックグラウンドビデオ)になりえるのではないかと思うほどにヒーリング。
ヒーリングBGMフットボールは弱そうなイメージだが、癒しの力を信じよう。
ただ全編ヒーリングBGMだとリラックスし過ぎて眠たくなることもあるので、間に他のジャンルのミュージックも聞きたい気持ちはある。
ハイライト動画
フル動画
エンタメ度
エンタメ要素 | スマイル | 合計 |
---|---|---|
アグレッシブ Aggressive | 8 | 24 |
ビューティフル Beautiful | 9 | |
クリエイティブ Creative | 7 |
WEリーグカップ
グループ順位と残り試合
グループA
順位 | クラブ名 | 勝点 | 得失 | 9/18・19 | 9/24・25 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 浦和 | 5 | +3 | マイ仙台 | EL埼玉 |
2 | AC長野 | 5 | +1 | EL埼玉 | 新潟L |
3 | EL埼玉 | 5 | +1 | AC長野 | 浦和 |
4 | 新潟L | 4 | -1 | 大宮V | AC長野 |
5 | マイ仙台 | 2 | -2 | 浦和 | 大宮V |
6 | 大宮V | 1 | -2 | 新潟L | マイ仙台 |
グループB
順位 | クラブ名 | 勝点 | 得失 | 9/17・19 | 9/25 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 東京NB | 5 | +4 | N相模原 | |
2 | INAC神戸 | 5 | +1 | S広島R | |
3 | 千葉L | 4 | 0 | S広島R | |
4 | N相模原 | 2 | -1 | 東京NB | |
5 | S広島R | 1 | -4 | 千葉L | INAC神戸 |
各チームの特徴
クラブ名 | グループステージの試合を見た印象 |
---|---|
浦和 | オーケストラ |
AC長野 | ? |
EL埼玉 | ? |
新潟L | ? |
マイ仙台 | チームのまとまりがカギ |
大宮V | 「横に広く展開」にチャレンジ |
東京NB | ヒーリングBGMフットボール |
INAC神戸 | 東京NBに似た感じ |
千葉L | 縦に速く |
N相模原 | 「狭いエリアで数人の選手がポンポン繋ぐ」にチャレンジ |
S広島R | 良いフットボール |
?:今のところ特徴がつかめていない
視聴履歴
【エンタメ度】広島レジーナ vs 東京Vベレーザ
エンタメ度について
味付け風味
Entertaiment(面白い)度
要素
- Aggressive(アグレッシブ)
- Beautiful(ビューティフル)
- Creative(クリエイティブ)
Aggressive(アグレッシブ)
- シュート多く
- 反則少ない
Beautiful(ビューティフル)
個人、グループ、チーム戦術が整っていてスムーズにプレーする。つまり意図した個人、グループ、チームプレーがビューティフル。
Creative(クリエイティブ)
- アッと驚く意外性のあるプレー
フットボールも文化になる、またはなりつつあるとすれば、食文化である「ラーメン、カレー、すし」などの「国民食」のように、多くの視聴者に好まれる「日本的なエンタメ試合」が増えていてもおかしくない。
そして多くの国民が「美味しい」と思う料理が「日本食文化」となるように、多くの視聴者が「面白い(美味しい)」と感じる試合が「日本フットボール文化(試合のエンタメ面における)」になるのかもしれない。
ただし、この採点は個人的好みによるものです。
個人的「Entertaiment(面白さ)」順位表
「試合時間が同時だと仮定してライブで視聴するならどのチームの試合を見たいか?」の基準で順位付け。
または、後から視聴する場合の「見たい順」
結果「個人的好み」に合う「Entertaiment(面白い)度」の高いチームで、見ていて「スマイル
」になる試合をするチームの順番。イレブン(スペイン語:once:オンセ)
No | チーム | カテゴリー | 監督 |
---|---|---|---|
1 | 横浜F・マリノス | J1 | ポステコグルー ケヴィン・マスカット |
2 | 川崎フロンターレ | J1 | 鬼木達 |
3 | 日本女子代表&U-20 | 代表 | 池田太 |
4 | サンフレッチェ広島レジーナ | WE | 中村伸 |
5 | ロアッソ熊本 | J2 | 大木武 |
6 | アルビレックス新潟 | J2 | 松橋力蔵 |
7 | サンフレッチェ広島 | J1 | ミヒャエル・スキッベ |
8 | マンチェスターシティ | プレミア | ペップ・グアルディオラ |
9 | セレッソ大阪 | J1 | 小菊昭雄 |
10 | サガン鳥栖 | J1 | 川井健太 |
11 | 東京23FC | 関東1部 | 小松祐己 |
サブメンバー
No | チーム | カテゴリー | 監督 |
---|---|---|---|
sub | 東京Vベレーザ | WE | 竹本一彦 |
※課題
視聴できているチームは限られる。
理由は、食事と似ていて満足する試合が多いのでお腹一杯になり、他のチームの試合を見れないので。
逆に考えると、日本人が美味しいと感じる日本食のように、個人的にはJリーグも日本人が面白いと感じて満足する文化(エンターテインメント)になってきているのではないかと思っている。
※欧州と日本のフットボールは別競技
欧州と日本のフットボールは別競技という話を聞きますが、欧州と日本の食文化は別物のように日本のフットボールが日本人の好みに合う(試合のエンターテインメント性における)文化になってきている一つの根拠になるかもしれない。
例えば、ドイツの「ソーセージ&ビール」文化と日本の「ラーメン、カレー、すし」文化が別物のようにドイツと日本のフットボールは別競技であった方が文化的だと考えられる。
そこで日本の「ラーメン、カレー、すし」文化にあたる日本のフットボールはどんなフットボールなのか?面白いと感じるチームの試合から探ぐって楽しむことができるのではないかと期待している。
狭いエリアで数人の選手がぐるぐる回ってボールをポンポン繋ぐフットボール
チーム例
チーム | カテゴリー | 監督 |
---|---|---|
日本女子代表&U-20 | 代表 | 池田太 |
ロアッソ熊本 | J2 | 大木武 |
東京23FC | 関東1部 | 小松祐己 |
狭いエリアで数人の選手がぐるぐる回ってボールをポンポン繋ぐフットボールは、魅力的に映り、日本人の感性にも合って「試合のエンターテインメント性における文化」になる可能性もあるのではないかと期待している。
日本と欧州の都市構造という文化面を比較して考えると、日本の都市部は狭いエリアに雑多な建物が混在していて、欧州は左右対称(シンメトリー)な区画に統一感のある建物で構成されているイメージ。
日本
都市構造 | 狭いエリアで雑多な建物 |
フットボール | 狭いエリアで数人がパスを繋ぐ |
欧州
都市構造 | 左右対称(シンメトリー)な区画に統一感のある建物 |
フットボール | 左右対称(シンメトリー)な配置で統一感のある距離間 |
参考)【エンタメ度】熊本1-0東京V(J2・第33節・8月28日)
名所「スクランブル交差点」フットボール
「狭いエリアで数人の選手がぐるぐる回ってボールをポンポン繋ぐこと」は大勢の人が「スクランブル交差点」を渡るイメージにどこか近いかもしれない。
「スクランブル交差点」は全国にどれだけあるのか分かりませんが、日本人として特別のものという感覚ではなく普通のものだったと思います。そんな日本の日常が海外の人達にとって特別なものらしく渋谷のスクランブル交差点は日本旅行の名所となった。
日本人にとっては普通で、海外の人にとっては特別なもの
これは物凄い差別化になっていると考えられる。
日本人にとっては普通のフットボールで、海外の人にとっては特別なフットボール
それが日本フットボールの名所になるかもしれない。
「狭いエリアで数人の選手がぐるぐる回ってボールをポンポン繋ぐフットボール」が日本フットボールの名所「スクランブル交差点フットボール」になるかどうか注目したい。
基礎と流儀の職人集団系とチャレンジ大好き外資系
基礎と流儀の職人集団系
チーム | カテゴリー | 監督 |
---|---|---|
川崎フロンターレ | J1 | 鬼木達 |
基礎(止めて蹴る)を極め
流儀(職人集団に合った状況判断・プレー選択)を体得した
一流の職人たちが
時代に合わせてチャレンジする
「伝統職人集団」的なチーム
チャレンジ大好き外資系
チーム | カテゴリー | 監督 |
---|---|---|
横浜F・マリノス | J1 | ポステコグルー ケヴィン・マスカット |
FC東京 | J1 | アルベル |
参考
ラーメン、カレー系の文化に発展するか?
外資系「チャレンジ&カバー」フットボールを日本人が好み、自らの発想を加えながら日本風「チャレンジ&カバー」フットボールに発展させることができるのか?
そうなってほしいと期待していますが、その筆頭に挙げられるのが松橋力蔵監督のアルビレックス新潟。ポステコグルーの下でコーチの経験を積んでいるようで、フットボールも似ている。
アルビレックス新潟のフットボールを
高速道路を作って走って遊園地へ行楽に出かける
というイメージに例えてみました。
- ボランチがコースを整備して高速道路を開通させる
- センターバックが縦に速く高速道路にボールを走らせる
- 高木&伊藤選手がテクニカルなインターチェンジの役割を果たし最適な道を選択する
- 目的地の遊園地エリアでは連携と創造の遊びを満喫する
中国の面料理が日本のラーメンとなり、インドのスパイス料理が英国経由で日本のカレーとなったように、外資系「チャレンジ&カバー」フットボールが日本風「チャレンジ&カバー」フットボールになるのか楽しみです。