「リラックス vs バランス」の戦い
12月4日(WEリーグ第5節)に
東京Vベレーザ vs サンフレッチェ広島レジーナ
が行われた。
S広島レジーナは
良いフットボール
言い換えると
バランスの取れたフットボール
を見せてくれる。
個の特徴と組織戦術のバランスが良く、ポジショニングもバランスが良い。
バランスが良いので個と組織が生き生きとプレーできる。
東京ヴェルディベレーザのフットボールは
緑茶ヒーリングBGM
リラックスしたドリブルとパスで試合を落ち着かせる。
この試合は「リラックスvsバランス」の戦いになった。
バランスが崩れていればリラックスが必要だが、広島レジーナはバランスが良いのでそれほどヒーリングを必要としない。
広島レジーナはヒーリングBGMを聞いて緑茶を飲んでリラックスする必要がなく、最後まで組織のバランスが崩れず、個人の特徴を出して決勝点を決め勝利した。
バランスの良さに関しては、浦和レッズレディースのオーケストラ・フットボールも連想されますが、浦和の場合はオーケストラなのでハーモニーの方が強調されている。
今後、広島レジーナはバランスを極めながらどんなフットボールに発展するのかとても興味深い。
敗戦を喫した東京Vベレーザの緑茶フットボール
いつもは癒しの緑茶
時々メロンソーダ
将来は世界も憧れる抹茶
フットボール
では、世界も憧れる抹茶味のフットボールが必要になっているかもしれない。
抹茶アイス、抹茶チョコ、抹茶スイーツなど、
苦いお茶の粉末と甘いスイーツの意外な組み合わせが世界を魅了しています。
まさに「苦さ&甘さ」の食のマジック!
これをフットボールに置き換えると
意表を突いたフットボールが世界を魅了する
ジャパニーズマジック・フットボール!
だろうか?
もし抹茶味のマジック・フットボールを追及するならば
どんなマジックが見られるか楽しみ。
そういえば東京Vベレーザから世界へ出て、現在マンチェスターシティに所属している長谷川唯選手が、
”Our midfield magician!”
私たちのミッドフィールド・マジシャン
と呼ばれ、先週のウィメンズ・スーパーリーグの試合で「Player of the Match」に選ばれていました。
ハイライト
WEリーグ:順位とフットボールの印象
順位 | チーム | 勝点 | 試合 | フットボールの印象 |
---|---|---|---|---|
1 | 浦和L | 12 | 4 | パフェ・オーケストラ・フットボール |
2 | マイ仙台 | 12 | 5 | プレーの自由度が高い。チームのまとまりがカギ。 |
3 | INAC神戸 | 10 | 4 | |
4 | 東京NB | 9 | 5 | 緑茶ヒーリングBGMフットボール |
5 | S広島R | 7 | 5 | バランス良いフットボール |
6 | 大宮V | 6 | 4 | 「横に広く展開」にチャレンジ |
7 | N相模原 | 6 | 4 | 「狭いエリアで数人の選手がポンポン繋ぐ(ぐるポンフットボール)」にトライ。個人の色が出始める。 |
8 | EL埼玉 | 6 | 5 | 守備の構築優先。攻撃の色は模索中。 |
9 | 千葉L | 4 | 5 | 「縦に速く」から修正を模索中 |
10 | 新潟L | 1 | 5 | 守備の構築優先。攻撃の色は模索中。 |
11 | AC長野 | 0 | 4 | 守備の構築優先。攻撃の色は模索中。 |