J2リーグの第3節(3月5日)
ロアッソ熊本 vs 大宮アルディージャ
熊本は「ぐるポンフットボール」のバリエーションを増やしている?
ぐるポンフットボールとは
狭いスペースで数人がぐるぐる回ってポンポン繋ぐフットボール
①選手の特徴を生かしてバリエーションを追加
前節でも感じた平川選手の特徴を活かした「ぐるぐるポンポン」フットボール
平川選手があまり動かなくてもボールを繋ぐプレーが上手いので、ローリングは昨シーズンより少なめ「ぐるぐるポンポン」の感じがする。
※参考(第2節):【ロアッソ熊本】「ぐるポンフットボール」の仲間が増えた?【藤枝MYFC】
②スペースを広げたバリエーションを追加
なにも狭いスペースにこだわる必要はない、ということなのか?
広いスペースでの「ぐるポンフットボール」も見れた気がする。
③従来の「ぐるポンフットボール」の軸は上村周平選手が担当
昨シーズンは河原創選手が担った「ぐるポンフットボール」の中盤の底での軸を上村周平選手が担当していた。しかも上手にこなして従来の「ぐるポンフットボール」を再現していた。
④極めつけは「裏へのスルーパス」を効果的に多用
狭いスペースでの「ぐるポンフットボール」と思わせて相手を引き寄せ、空いた裏のスペースにスルーパスがバンバン通っていた。
驚いたのが大宮の対応!熊本「ぐるポンフットボール」リスペクト?
大宮の選手たちが熊本と試合をしながら
熊本のフットボール、楽しそう!
俺たちもこんなフットボールがしたい!
と思ったのかは不明ですが、
試合が進むにつれて大宮も、人もボールも動いて、ボールを繋ぐフットボールにチャレンジしているように映った。
昨シーズンの熊本対大宮の対戦(熊本ホーム)では、大宮はプレス優先で、こんなにお互いボールを繋ぎ合う印象はなかった気がする。
もしかしたら熊本のようにボールをポンポン繋ぐフットボールを目指しているのだろうか?
それとも大宮の選手たちが熊本の「ぐるポンフットボール」に感化させられたのか?
個人的に、大宮の選手が熊本の「ぐるポンフットボール」をリスペクトして、俺たちもこんなフットボールがしてみたいという雰囲気に感じられたのが、驚きだった。
まったくの勘違いだとは思いますが?!
いずれにしても、どちらもボールをポンポン繋ぎ、気持ち良いテンポで展開し、ものすごく引き込まれる試合になったと思う。
見ていて勘違いするほど面白かった、というのが実際かもしれない。