J1リーグ第4節(3月11日)
アルビレックス新潟 vs 川崎フロンターレ
速攻が冴える新潟
自陣で耐えて
小島が抑えて
裏街道を
伊藤がドリフト&ウィリー走行
太田が爆走
一方で昨シーズンから継続している「高速道路&遊園地」フットボール
- ボランチがコースを整備して高速道路を開通させる
- センターバックが縦に速く高速道路にボールを走らせる
- 高木&伊藤選手がテクニカルなインターチェンジの役割を果たし最適な道を選択する
- 目的地の遊園地エリアでは連携と創造の遊びを満喫する
の流れの中で
ボランチがコースを整備して高速道路を開通させる
回数が減っているために押し込めず、押されっぱなしで小島選手の好セーブによって助かっている印象がある。
相手に警戒・対策されているのか?
中盤のプレス・プレッシャーがJ2の時より厳しいのか?
それとも「J1の気持ちの壁」がチャレンジを躊躇さているのか?
気になるのは「J1の気持ちの壁」
伊藤選手のように「気持ちの壁」など関係なくJ2以上に活躍している選手や、J2の時と同じようなパフォーマンスを披露している選手も多々いるが、そうでない選手がいるようにも思える。
この試合で交代出場した星選手がJ2の時と変わらない「高速道路を開通させる」パフォーマンスを淡々と発揮していて、その時は高選手もチャレンジできていた(川崎に疲れが出てプレッシャーが緩くなった可能性もあるが)。
慣れの問題もあるかもしれない。
J1のプレッシャーに慣れ、J1の気持ちの壁を破れれば、中盤での「高速道路開通」の回数が増え、J2の時のように押し込んで「遊園地」で創造と連携の遊びを楽しむことができるようになるかもしれない。
川崎の右に勝った新潟の左
この試合の勝敗のポイントは「川崎の右(家長&山根)vs 新潟の左(渡邊)」の対決だったように見えた。
川崎は新潟の前節の試合(札幌戦)を見て、新潟の左が狙い目だと考えたのか、試合開始から新潟の左を重点的に攻めてきた印象がある。
その川崎の「家長&山根」コンビに渡邊選手が勝ってボールを奪い、今を時めく伊藤選手にボールを届け伊藤選手がスーペルゴラッソを決めた。
一方の川崎は、なんといっても「ゴール仕上げ職人」の登場が待たれる。