日本、バレーボール「最好」論
バレー好き+コーチング
つい先日のネイションズリーグを見ていて、タイ、フィリピン、ポーランドの人達がバレーボールを好んでいることが伝わって来た。
振り返って日本は、おそらくそれらの国にも負けない程バレーボールが好きな気がして「昔から日本人はバレーボールが性に合うので好んでいた」という仮説が浮かんだ。
オリンピックでメダルを取りまくった日本バレーの黄金期の1960~70年代は、スポーツ・スパルタ期で、理不尽なコーチングがまかり通ることがあった時代とうわさに聞いたこともある。
スパルタ期であることを前提に、過去の栄光はそのスパルタ・コーチング時代ではあるが、バレーボールを支えていたのは
「バレーボールが好き」という思い
で、逆に「バレーボールが好き」という思いが世界トップだったからスパルタ云々ではなく栄光に輝いたと考えてみたい。
「バレーが好き」という思いが強かったからこそ、スパルタにも耐えることができた、または近年までスパルタに耐え続けることができたという仮説にもつながる。
しかし世界のバレーがスパルタから「データと創造」のバレーへと変革してゆくなかで、日本バレーは停滞する。
ただバレーが世界的に人気で他の国が強くなりスパルタからの脱却をしなければならない状況になって良かったかもしれない。
もしこれがバレーが世界的に普及しておらず、スパルタでトップクラスを維持できていたら
かえって理不尽な暴言・暴力の指導をなくそうという運動ができなかった可能性がある。
選手に対するコーチングと業界に対するマネージメントが迷走し、他国がデータと創造のバレーに移行したのに過去の栄光に引きずられ、スパルタ・コーチングを止められず勝てない低迷期の原因をフィジカル・根性において、人気がないのはバレーに魅力がないから、だからアイドルに頼るという迷走時代を過ごすこととなった可能性が浮かんでくるが…果たして?
実はバレーが日本人の性に合っていて、日本人はバレーボールが好きだという根本はずっと変わらず、コーチングとマネージメントの変化に付いていけなかっただけかもしれない。
日本、バレーを最も好む(最好)
にデータ&創造のコーチングを
プラスすれば世界トップも夢でない
これがネイションズリーグを見て考えた「日本、バレー最好」論。
日本人の性に合う?
ボールを「落としてはいけない」
まさに蹴鞠から羽子板まで鞠や羽を落としてはいけないゲームを日本人の遊びとして古くから継承してきた。
ボールを「つなげる」
「伝統」を重んじる国民性は、つまり「つなげる」を重んじる国民性
自然と「ブロック」
しかもフィジカル的な相手の接触はなく、ブロックが点数になる。島国という特性上、自然にブロックされている国、島国の国民もブロックが得意でもいいはず。
アタックNO1
一世を風靡した漫画。日本人の想いとして、アタックもNo1、という思いが強いのかもしれない。
無理やり性に合わせてみた
「落としてはいけない」ゲームを伝統(つなげる)的に好み、島国で自然とブロックになれしたしみ、アタックNo1を愛読してきた、そんな日本民族がバレーを好むのは自然だと思いたい。もしかしたら世界で最もバレーを好む民族かもしれないと思い込んで考えてみた個人的妄想仮説。
VリーグのReborn(再生)
Vリーグの改革が始まる。
個人的に楽しみなのが、「日本、バレーボール最好論」で考えた「バレーが好きだ」という気持ちの「Reborn(再生)」
バレー「好き・like」と
バレー「いいね・Good」
という思いが再び生まれることが楽しみ‼
「日本、バレーボール最好論」がある程度当たっていれば、日本人はバレーボールを最も好む(最好)だから、Vリーグも最も人気で実力のあるリーグになる可能性があるはず。
日本と欧州のスポーツ考察
娯楽の王様は…
日本
グルメ・ショッピング・名所めぐり・季節イベント
欧州
スポーツ
スポーツの語源は「気晴らし・娯楽」と言われるように、欧州がスポーツという娯楽を作り、スポーツを一番好んでいると考察。
スポーツの語源
ラテン語「deportare(運ぶ)」
イタリア語では「スポーツ:sport(スポールト)」と「気晴らし・娯楽:diporto(ディポールト)」に派生。
また「diporto(ディポールト)」の古法では「スポーツ」の意味もあった。
デュエル or テクニック
連想する分野
デュエル → ゲーム
テクニック → アート
欧州
スポーツは「ゲーム」で「デュエル(肉弾戦)」が堪能できるスポーツが人気になる。
日本
テクニックのような気がする。
そうすると欧州と異なりスポーツは「アート」のイメージに近くなる。
考察
- 日本はアートが娯楽
- 欧州はデュエルが娯楽
単語:デュエル
バレーボールの人気・実力
イタリア・ポーランド・トルコはリーグ人気&実力があるが、欧州はデュエル(肉弾戦)を好むためデュエル満載のスポーツに人気が集中。
アメリカは母国&実力があるが、欧州と同じ論理なのか不明ですが、母国でありながらプロリーグ発展途上中か?
スポーツにデュエルよりアートを好むと思われる日本にはチャンスか? 日本がバレーボールを最も好きかもしれないという「日本、バレーボール【最好】論」からVリーグ再興のS-Vリーグが世界最高峰のリーグになれるのではと期待。
仮説「人気は実力に繋がる」で「日本バレー最高」に繋がる。
【デュエル系とテクニック系】スポーツ
デュエル系
パワーとスピードでぶつかり
ボールを奪い合って
得点を取る
テクニック系
粘って、耐えて
ボールを繋いで
得点を取る
イメージから考察すると
欧州の人は【デュエル系】スポーツにはまる
日本人は【テクニック系】を好む気がする
欧州が【テクニック系】より【デュエル系】スポーツに熱狂するのは分かったが、テクニック系のバレーでもリーグの人気&実力は欧州がトップ、なぜ? それは欧州はスポーツ発祥の地でスポーツが「娯楽の王様」だからかもしれない。 それだけスポーツ大好き。
日本バレー、最好、再興、最高
日本、バレー最好
粘って、耐えて
ボールを繋いで
得点を取る
テクニック系スポーツ、それがバレーボール。
※OQT(オリンピック予選トーナメント)でも平均身長が相手チームより10cm程低かったかな⁈それでも勝った。
やっぱ
日本、バレー最好
のような気がする。
日本、バレー再興
ヒントは何?
バスケの場合
- ミッション:バスケで日本を元気に
- スローガン:日本一丸(協会・リーグ・チーム・選手・ブースター等)
バレーの場合
- ミッション:強く・広く・社会とつなぐ(V.LEAGUE REBORN)
- スローガン:【ココは何?】(協会・リーグ・チーム・選手・ファン等)
日本バレー、スーパー最高
龍神NIPPON
- Aチーム
- オリンピック出場権獲得
- Bチーム
- アジア大会:3位
- Aチームのベンチメンバー
- アメリカと接戦を演じる
日本バレーの層の厚さを感じた
それはVリーグのおかげ?
S-V.LEAGUE
~世界最高峰のリーグを目指して~
日本バレー、スーパー最高